陸奥白河二本松 丹羽家供養塔

陸奥白河二本松 丹羽家供養塔は、和歌山県高野山奥の院25町石北にある。
奥の院案内図には、岩木二本松 丹羽家供養塔と記されている。

 写真位置  供養者名  没年  法名  備考
中央 陸奥国白河藩主
丹羽 長重
寛永14年
(1637)
大隣寺殿
傑俊浄英
大居士
 五輪塔は寛永16年造立
 向かって右
一の橋側
陸奥国白河藩第二代藩主
陸奥国二本松藩初代藩主
丹羽 光重
元禄14年
(1701)
慈明院殿
從四位下前拾遺
補闕玉峰大居士
 
 向かって左
御廟側
陸奥国二本松藩第二代藩主
丹羽 長次
元禄11年
(1698)
興國院殿
從四位下前拾遺
節山麟功大居士
 

丹羽長重(1571-1637)は、織田家の家臣 丹羽長秀の長男として誕生した。天正13年(1585)に父長秀の遺領(越前など123万石)を継いだが、家臣の軍律違反などで所領を削られ、加賀松任4万石となった。
関ヶ原の戦いで西軍に味方したため、所領を没収されたが、後に許されて常陸古渡(ふつと)に1万石を与えられた。
陸奥棚倉藩を経て、寛永4年(1627)陸奥白河藩主(10万700石)となった。



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