長浜市曳山博物館

長浜市曳山博物館は、滋賀県長浜市元浜町にある。
当地は、地元の実業家によって設立された県内最初の国立銀行 第二十一国立銀行の跡地である。
平成12年10月1日に開館した曳山博物館は、長浜曳山祭の曳山(山車)のうち、翌年に出番を迎える4基を半年交代で2基ずつ展示し、ビデオやパネルで祭りの概要を説明している。
曳山の修理を行う修理ドックや伝承スタジオなどを備えており、曳山の文化の普及や伝承、保存を目的としている。

長浜曳山祭は、長浜八幡宮の春の例祭(4月9日から17日)で、5歳から12歳の男の子が曳山(山車)の上で歌舞伎を演じる「芸山(げいやま)」の形である。
羽柴秀吉が長浜城主であったとき、男子出生を祝って城下に金子を振る舞い、町人がこれを資金にして曳山をつくったとの伝承がある。
平成28年(2016)に、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。



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