長野神社

長野神社は、大阪府河内長野市にある旧長野、古野を氏地とする神社である。
創建年代は不明だが、江戸時代中期の頃までは、木屋堂宮(こやどのみや)、牛頭天王宮ともいわれ、1868年に長野神社に改称された。
祭神は素戔嗚尊(牛頭天王)で、疫病除災の神である。
本殿は国の重要文化財に指定されており、一間社流造、正面に千鳥破風と軒唐破風をつけた檜皮葺で室町時代末期の建築と考えられている。
秋祭りの10月11日には古くから伝わる松明神事がとり行われる。
神社境内に用意された直径1.5m、高さ約5mの大松明に点火する荘厳な祭りで、この地に祭神を勧請する際、闇夜で鎮座の地を間違えないように地元の民が灯明をともして知らせたことに由来するといわれている。
境内の一角にある「かやのき」は、幹回り約4m、高さ約17mと大阪府下最大級で、大阪府天然記念物に指定されている。
南海高野線及び近鉄長野線の河内長野駅下車徒歩5分。神社北東側に商業施設の駐車場がある。



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