名倉市場蛭子神社

名倉市場蛭子神社は、和歌山県橋本市高野口町名倉にある。
現地の由緒書きには、次のように記されている。

    由 緒 名倉(藏)市場蛭子神社

 当社は、名倉市場を守護するために祭祀された神社です。
 名倉村は、高野山領荘園で最古の官省符荘の中で中心的な村落であり、
市場は遅くとも鎌倉時代から開設され、荘内の交易の中心的な存在でした。
 江戸中期の葛城修験者の回行地の記録に、「エビス名藏ノ町」とあり、
市場蛭子神社が聖地の一つで、古来市場では、市祭が修験者によって実施されていたことの名残りです。
 大正元年八幡宮へ合祀の後、しばらくして町内で風邪ひきが流行し蛭子神社を祭らなければいけないとなり、
八幡宮から再び社をこの場所にお迎えし、えびす講でお祭りすることになりました。
 毎年一月九日(宵戎)、一月十日(本戎)は「名倉市場えびす」として大勢の参拝者で賑わい、
商売繁盛、家内安全など開運の願い事を叶えてくれる福の神として親しまれています。

JR和歌山線高野口駅下車徒歩5分。



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