南蛮文化館は、大阪市北区にある南蛮美術を集めた私立美術館である。
昭和43年(1968年)に、北村芳郎氏が設立したもので、5月と11月の2か月間公開されている。
安土桃山時代から江戸時代の初めまでのポルトガル、スペインとの交流によって生まれた作品が展示されている。
主な収蔵品には、重要文化財の南蛮屏風、フランシスコ・ザビエルが日本に持ち込んだといわれる聖母子画像、高山右近書状などがある。
2008年には、すぐ北側に「南蛮ギャラリー」が併設され、文化と芸術の発信地として利用されている。
阪急神戸線、宝塚線の中津駅下車徒歩3分。(Y.N)