難宗寺

難宗寺は、大阪府守口市竜田通にある浄土真宗本願寺派の寺院である。
本尊は阿弥陀如来である。
開創は文明9年(1477)、本願寺中興の祖と呼ばれる第8代宗主 蓮如上人である。

現寺地は、正平2年(1347)融通念仏宗の実尊上人によって建立された来迎寺の跡地で、小さな坊舎が残されていた。
文明7年(1475)蓮如上人は、越前の吉崎御坊から河内国・出口に移り、光善寺(枚方市)に布教活動の拠点を置き、摂津、河内、和泉で布教活動を行った。
守口へは堺への途中に立ち寄り、その勧化により、坊舎ごと真宗に改宗したと伝えられている。

その後、明応9年(1500)蓮如上人の孫 実円によって荒廃していた伽藍が再興され、周辺は寺を中心とした「地内町」として整えられた。
江戸時代初期、徳川家康が教如上人に寺地を与え、京都に東本願寺が開創されると、本願寺は、東西に分かれた。
守口にも東本願寺派の盛泉寺(じょうせんじ)(東御坊)が建立され、難宗寺は守口西御坊と呼ばれた。

慶長20年(1615)大坂夏の陣の兵火で当寺は全焼したが、寛永15年(1638)元村上水軍の武将 村上良慶師により中本山(「守口掛所」)として再興された。

慶長4年(1868)3月22日、明治天皇が大坂行幸の途中、当寺を行在所とし、その当時の御座所、王座が残されている。
その際に天皇から拝領した旗「猩々緋菊紋船印(しょうじょうひぎくもんふなじるし)」は、天皇の御座船用の船印と伝えられている。

境内にある大銀杏(雄木)は、 樹高25m、樹齢約500年といわれ、昭和50年に大阪府の天然記念物に指定されている。
大阪メトロ谷町線守口駅下車、徒歩5分。



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