史跡 西国分塔跡

史跡 西国分塔跡は、和歌山県岩出市にある。
聖武天皇は天平13年(741)に諸国に命令して国分寺を建立させた。
国分寺には金光明四天王護国之寺(僧寺)と法華滅罪之寺(尼寺)があり、いずれも高台の景勝地を選んで建立された。
岩出市西国分には国分寺建立以前に白鳳寺院が建立されており、天平期に尼寺として使用されたと考えられている。
紀伊続風土記によると、昔は南北に長く東西に短い長方形の広大な境内で、その中に堂塔伽藍が並んでいたと想定されているが、現在では塔跡の芯柱の礎石が残されているだけである。
この西国分塔跡は昭和3年2月7日に史跡として国の文化財に指定された。
JR和歌山線下井阪駅下車徒歩20分。



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