西ルイス宅跡

西ルイス宅跡は、堺市堺区にある史跡である。
西宗真(キリスト教洗礼名 ルイス)は、肥前大村の領主 大村喜前の家臣として慶長から元和年間(1596-1615)にかけて、徳川幕府の元で海外渡航の朱印を受けて度々渡航し、徳川家康に海外(呂宗ルソン 現フィリピン)の様子を報告していた。
元和2年(1616年)から堺に居住し、法華宗に改宗し、本受寺が西家の菩提寺となった。
阪堺電気軌道阪堺線妙国寺前駅徒歩3分。

本受寺

本受寺は、本門法華宗で、本尊は題目宝塔・釈迦多宝二仏である。
寛正2年(1461年)、本覚院日陽上人の開基と伝えられている。
嘉永3年(1850年)には、鎮守堂が建てられ、中には室町時代作の三十番神を祀っている。
境内には、西家の巨大な五輪塔の墓碑が建てられ、奥庭にキリシタン灯籠(織部灯籠)が残っている。
寺宝に、徳川家康から下賜された渡海朱印状一幅、西ルイスの遺品である「西宗真由緒書」一幅等がある。
阪堺電気軌道阪堺線妙国寺前駅徒歩5分。西ルイス宅跡から東に約200mの妙国寺北側にある。。(Y.N)



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