御間道 御間型燈籠

御間道 御間型燈籠は、奈良市の春日大社にある。
案内板には、次のように記されている。

ここ御間道(おあいみち)は日本で最初に燈籠が並べられた参道
 古来、燈籠とは社寺において神仏に火を供えるために、御本殿や御堂の前に一基が建てられました。
春日大社では親神様の御本社(大宮)と子神様の若宮を繋ぐ参道の御間道を御神前のように考えて燈籠が奉納され、
鎌倉時代より並び始め、次第に境内全域に広がりました。
 春日大社から始まった参道へ燈籠を並べる風習は、江戸時代には全国の社寺へと広がりました。
当社には全国に存在する室町時代の灯籠の六割以上あり、それ以前の燈籠は全国に数十基しかありません。
現在、境内には石燈籠は二千基、釣燈籠は千基があり、日本一の数とされています。

  御間型燈籠(おあいがたとうろう)
 戦国時代のルイス・フロイスによって書かれた「日本史」には、春日大社の燈籠のことを
「とても精巧に造られた石柱が並び、方形の石の上に立っていて大変よくできている---
木製の火袋は(ひぶくろ)は漆で黒く塗られ、鍍金(ときん)した真鍮の枠がはめられ、
豪華な透かし細工や浮き彫りの飾りが付き、その上には石の笠が載って風雨でも灯明は消えないようなっている」
とあります。
鎌倉時代後期より並び始めた方形の御間型燈籠の火袋は木製のため、今も十年に一度の交換が必要であり、三歳の徳川頼宜による一基を除き、五百年の間に漆や飾り金具は全て失われ白木となりました。
 今回、小西美術工藝社が戦国時代の記述通りに復元した火袋一臺を天文十八年(一五四九)の燈籠へ奉納されました。

御間道の南には、豊臣秀長病気平癒祈願燈籠が建立されている。



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