帯解寺

子安山 帯解寺は、奈良市今市町にある華厳宗の寺院である。
地蔵院ともいい、続に帯解地蔵尊の名で知られる。
本尊の木造地蔵菩薩半跏像は、鎌倉時代後期の作で、国の重要文化財となっている。
左手に宝珠、右手に錫杖を持ち左足を踏みさげて岩座上に座している。
また、腹部に結び紐があらわされることから、「腹帯地蔵」として、安産祈願の対象としても信仰を集めている。
寺伝によると、文徳天皇の皇后 染殿(そめどの)(藤原明子(めいし))が、春日明神のお告げにより、勅使を立てて「帯解子安地蔵菩薩」に祈ったところ、惟仁(これひと)親王(のちの清和天皇)が誕生した。
文徳天皇は、これに感謝して、天安2年(858)にこの地に伽藍を建立し、寺号を帯解寺と定めたといわれる。
その後、平重衡、松永久秀による二度の南都焼打ちにより罹災し、焼失した。
江戸期には、2代将軍徳川秀忠正室、お江与(お江)の方が、当寺に祈願したところ、竹千代(のちの3代将軍徳川家光)が誕生したことから、秀忠は本堂の再建を援助し、仏具を寄進したという。
山門を入った南側には、4代将軍徳川家綱寄進の手水鉢がある。
JR桜井線帯解駅下車、徒歩3分。参拝者用の駐車場がある。



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