おふさ観音

おふさ観音は、奈良県橿原市にある高野山真言宗の別格本山である。
本尊は、十一面観音(積観世音(しゃくかんぜおん))で、毎年4月17日18日には、秘仏の本尊が開帳される。
本堂の建つ辺り一帯は、かつて「鯉ケ淵(こいがふち)」と呼ばれていた。
慶安3年(1650)4月早朝、土地の娘 「おふさ」が鯉ケ淵のそばを歩いていると、白い亀の背中に乗った観音様が出現した。そこで池のそばに小堂を建てそこに観音様をまつったという。
明治時代に人々の浄財で本堂が建立され、庶民信仰の寺院として現在も多くの人々に支えられている。
境内では、多くの種類のバラが育てられており、春と秋にバラまつりが行われる。
また夏には約二千個の風鈴が飾られ、大和の夏の風物詩として知られる「風鈴まつり」が行われる。
近鉄大阪線八木西口駅から徒歩15分。参拝者用の無料駐車場がある。



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