近江八幡水郷めぐり

近江八幡水郷めぐりは、滋賀県近江八幡市北之庄町にある。
水郷めぐりは、今から約400年前、雅な宮中の舟遊びに似せて、豊臣秀次が始めたといわれている。
現在、手漕ぎとモーター船の水郷めぐりがあり、司馬遼太郎の「街道をゆく24(近江・奈良散歩)」でも次のように紹介されている。
「天正十三年(1585)、秀吉は血縁の秀次を近江二十万石に封じ、近江八幡の湖畔の八幡山に築城させ、(略)湖に通ずる外堀が掘られた。
それが八幡掘りと呼ばれるこの堀である。近江八幡城は築城後10年で廃城になったが、この外堀だけは在所の暮らしの中で生きている。
よしを刈りにゆく人も、また内湖の洲の中にある田を耕やしにゆく人も、この八幡掘から舟で出かける。(略)
近江八幡の北ノ庄は、よしずやすだれの製造で知られている。私どもを舟にのせてくれる福永武氏は、古くからすだれを製造してきた家の当主である。」

水路の途中には、水郷の守り神「よしの大龍神」がまつられている。
当地のよしは、千年以上の歴史を持つ大阪天満宮「天神祭」の「大茅の輪」に奉納されている。
手漕ぎ船乗り場はは、JR東海道線近江八幡駅からバスで豊年橋和船のりばバス停下車すぐ。普通コース80分、遠回り120分などのコースがある。


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