尾先弁財天は、和歌山県高野山千手院谷の一乗院前にある。 弁財天は、インドの神でサンスクリット語でサラスバティと呼ばれる。 聖河の化身といわれる。 仏教に入って舌、財、福、智慧、延寿などを与え、災厄を除き、戦勝を得させるという女神となっている。 像は、八臂(弓、斧などを持つ)または二臂(琵琶を持つ)である。 尾先弁財天は、蓮華院裏にある剣先弁財天社の遥拝所として昭和30年ごろに分祀されたものである。 剣先弁財天と同じ姿のお札が神体として祀られている。
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