応神天皇陵は、大阪府羽曳野市にある前方後円墳である。
応神天皇を葬ったという恵我藻伏崗陵(えがのもふしのおかのみささぎ)に同定されている古墳で、誉田御廟山古墳ともいわれる。
前方部を北に向け、三段築成の二重濠をもつ古墳である。
全長415m、高さ36mで、百舌鳥古墳群にある仁徳陵古墳(大仙古墳)に次いで、日本第2の大型古墳で、盛り土の量は、全国一の約143万立法メートルと推定されている。
古墳時代の中期(5世紀前半)に築造されたと考えられており、規模や構造が最も発達した最盛期の巨大前方後円墳の姿を示している。
令和元年(2019)に世界文化遺産に登録された。
近鉄南大阪線土師ノ里駅下車、徒歩10分。