楽書塚   花菱アチャコ句碑

楽書塚、花菱アチャコ句碑は、和歌山県高野山奥の院にある。
楽書塚と書かれた石碑が建てられており、その南の石碑に次のように刻されている。
     らくがきは即ち良久加幾で好いこと
     長く更に活力を増すものまた落我鬼で
     あるから自分の胸より怪しからぬ思いを
     去ってしまうもの   清川虹子
お願い 楽しく落がきの出来る場所を作りました
     大切な場所にむやみに落がきをしないで下さい
     昭和四十三年十月 柳家金吾楼    

花菱アチャコ句碑上部の扇形の石碑に次の句が刻まれている。
  笑われて浮世をおくる顔にで来
花菱アチャコ(1897-1974)は、大正、昭和時代の漫才師、俳優である。
明治30年2月14日、福井県に生まれた。本名は藤木徳郎。
喜劇の鬼笑会から漫才に転向し、のちに吉本興業に入った。
昭和5年横山エンタツとコンビを組み「早慶戦」などのしゃべくり漫才を得意とした。
その後、コンビを解消し、昭和10年にアチャコ劇団を結成し、戦後は喜劇俳優として活躍した。



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