南紀白浜温泉　崎の湯

南紀白浜温泉　崎の湯は、和歌山県白浜町にある。
白浜温泉は、JR白浜駅から北西約3ｋｍの半島部にある。
日本の温度の高い温泉の多くは火山の近くにあるが、白浜温泉付近には火山は存在しない。
海のプレートが陸のプレートの下に沈み込むときに地下深くで熱水が発生し、その熱水が地下水を温めることによって温泉ができるのではないかと考えられている。
白浜温泉は、もとは「牟婁温湯（むろのおんゆ）」と呼ばれ、湯崎地区で自然湧出していた。
兵庫県の有馬温泉、愛媛県の道後温泉とともに日本書紀などに登場し、日本三古湯といわれている。
崎の湯は、古くからあった湯崎七湯の一つで、波に削られた窪みが自然の湯舟となり、湯舟からは海面がすぐ前にひろがり、古くからの温泉の姿を現代に伝えている。