狭山池は、大阪狭山市にある日本最古のダム式ため池である。
発掘調査の結果、築造年は616年と考えられており、2016年に築造1400年を迎える。
奈良時代には僧行基が、鎌倉時代には東大寺の僧重源が、江戸時代には片桐且元が改修を行った。
2001年に竣工した平成の大改修で、ダム化し、池の周囲は公園として整備され、市民の憩いの場となっている。
貯水量280万㎥、満水面積36ha、周遊路2.85kmで、国史跡に指定されている。
池の北側には、大阪府立狭山池博物館と大阪狭山市立郷土資料館がある。
堤防上の並木は、桜の名所として知られ、春には特に多くの市民が訪れる。
南海高野線大阪狭山市駅下車、徒歩10分。来場者用の無料駐車場がある。(Y.N)