宣化天皇陵(鳥屋ミサンザイ古墳)は、奈良県橿原市鳥屋町字見三才(みさんざい)にある。
第28代宣化(せんか)天皇(467-539、在位:535-539)は、第26代継体天皇の第2皇子で、母は目子媛(めのこひめ)である。
安閑天皇が亡くなった後を受けて、69歳で即位した。第29代の欽明天皇の兄にあたる。
周囲に濠をめぐらせた前方後円墳で、墳長138m、墳丘は二段築成、前方部北向き、くびれ部両側には造り出しがある。
墳丘裾や外堤裾での発掘調査により、古墳時代後期前半の円筒埴輪や須恵器が出土している。
皇后である橘仲皇女(たちばなのなかつひめみこ)と儒子(じゅし)と言われる宮中に仕えた童が合葬されたとの記述が「日本書紀」にあり、陵名は、「宣化天皇 宣化天皇皇后 橘仲姫皇女 身狭桃花鳥坂上陵(むさのつきさかのえのみささぎ)」とされている。
近鉄橿原神宮西口駅下車徒歩11分。
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