背山(せのやま)は、和歌山県かつらぎ町にある。
背ノ山は紀の川北岸にある標高167.6mの山である。
日本書紀の大化2年(646)正月1日条の、大化の改新の詔で、「紀伊の兄山」と記され、畿内の四至(しいし)の南限とされている。
背山には、鉢伏山と城山の二つの峯がある。
また、紀ノ川を挟んだ南岸には、妹山がある。
万葉の時代に、奈良の都から紀伊の国に向かった人々は、仲良く並んだ妹山、背山を遠望して、二つの山を夫婦や恋人にみたてた歌を残しており、
万葉集には、この地域を詠んだ歌が14首収められている。
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