四條畷地蔵尊は、和歌山県橋本市高野口町にある。
江戸時代後期、当地の浦之段阿弥陀寺は無住職となり、寺守りが歴代檀務の世話を継承してきた。
明治時代終り頃、八助が寺守りとして当地に住んでいたが、かつて行商先の河内四條畷河川敷で、
九死に一生を得る不思議な体験があり、その救い主が地蔵尊であることが、片時も忘れられなかった。
地元の人々の開運を思い、霊験に触れることを確信し、その後三度遷祀したが、昭和34年(1959)当地にこの地蔵尊を勧請した。
その後、子安開運の地蔵尊として地元の人々から尊崇されている。
JR和歌山線高野口駅下車、徒歩5分。