甘樫丘中腹 志貴皇子 万葉歌碑

甘樫丘中腹 志貴皇子 万葉歌碑は、奈良県高市郡明日香村豊浦(とゆら)にある。
甘樫茶屋前登り口の階段を登ったところに建立されている。
当地の案内板には、次のように記されている。

  志貴皇子
 婇女乃   袖吹反   明日香風   京都乎遠見   無用尓布久 孝書
 うねめの そでふきかへす あすかかぜ みやこをとほみ いたづらにふく(巻一の五一)
 采女の袖を吹き返した明日香風は、都が遠のいたので、今はただむなしく吹いている。

 志貴皇子は天智天皇の第七皇子。
六九四年十二月、持統天皇によって明日香から北の藤原に遷都された。
皇子は旧都に佇み、吹く風のなかに美しい采女の幻想を懐いた。
 揮毫者の犬養孝(一九〇七~九八)は、明日香村名誉村民、文化功労者、大阪大学・甲南女子大学名誉教授。
「万葉集」の風土文芸学的研究をおこない、明日香をはじめ全国の万葉故地保存に尽力した。
「南都明日香ふれあいセンター 犬養孝万葉記念館」が、明日香村 岡にある。
 犬養孝生誕百周年を記念して、ここに歌碑解説版を設置する。
  平成十九年四月一日
      犬養万葉顕彰会



TOP PAGE  観光カレンダー
TOP PAGE  观光最佳时期(旅游日历)