潮御崎神社は、和歌山県串本町潮岬にある神社である。
潮岬灯台の西にある静ケ峰に鎮座する。
祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)である。
もとは、潮見の端に鎮座したが、明治3年(1870)に潮岬灯台が同地に設置されることとなり、現在地に移転した。
日本書紀の仁徳天皇三〇年九月一五日条によると、鎮座地一帯は、仁徳天皇皇后の磐之媛(いわのひめ)が、神事の酒宴に使う「御綱葉(みつなは)」(柏の葉)を採るため、紀国の熊野岬まで出かけたと記されている。
この話の熊野岬は、本州最南端の潮岬であるといわれており、潮御崎神社の入り口付近と拝殿前に、「御綱柏(みつなかしわ)」と呼ばれるマルバチシャが生えており、昭和56年6月1日に串本町の文化財に指定されている。
神社入り口には、花山法皇と白河天皇御製の石碑がある。
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