潮岬灯台

潮岬灯台は、和歌山県串本町潮岬にある。
この灯台は、慶応2年(1866)江戸幕府が、イギリス、フランス、オランダ及びアメリカの4か国と締結した江戸条約で建設が決められた観音崎、釼埼、野島崎、神子元島、樫野崎、潮岬、伊王島及び佐多岬各灯台(八灯台)のうちの一つである。
当初のものは、英国人技師ヘンリーブラントンが設計し、明治2年(1869)4月着工し、明治3年6月に完成した。
明治3年6月10日に仮点灯を開始しており、日本初の洋式木造灯台である。
その後、明治6年9月15日に正式点灯して業務を開始した。
明治11年(1878)現在の石造りに改築された。
地上から構造物の頂部まで23mで、平均水面上から灯火までは49mである。
光度97万カンデラで、光達距離は19.0海里(約35㎞)である。
現在は、第5管区海上保安本部の田辺海上保安部が管理している。



TOP PAGE  観光カレンダー
TOP PAGE  观光最佳时期(旅游日历)