四天王寺

四天王寺は大阪市天王寺区にある寺院である。
593年に聖徳太子が創建した日本最初の官寺である。
山号は荒陵山、本尊は救世観音菩薩である。
伽藍配置は、「四天王寺式」と呼ばれており、中門・五重塔・本堂・講堂を南北一直線に並べ回廊で囲む日本最古の形式である。
これまでに幾度も焼失し、再建されてきた。
現在の中心伽藍は、1963年に創建当初の様式によって再建されたものである。
令和3年10月18日から令和4年4月22日まで、聖徳太子千四百年御聖忌慶讃大法会が執り行われた。
河竹黙阿弥作の歌舞伎「酔菩提悟道野晒(すいぼだいごどうののざらし)」(野晒悟助)の「返し四天王寺山門の場」では、
男伊達 野晒悟助と堤婆仁三郎(だいばにさぶろう)の立ち回りが演じられる。
大阪メトロ地下鉄谷町線四天王寺前夕陽丘駅下車、徒歩5分。



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