隅田駅

隅田駅は、和歌山県橋本市芋生にあるJR西日本和歌山線の駅である。
明治31年(1898)4月11日紀和鉄道の五条、橋本間で開業した際に設置された。
駅舎と待合室には、隅田中学美術部員が絵を描いている。(2011年)
駅前には、次の万葉歌碑がある。
   亦土山 暮越行而 廬前乃 角太河原爾 独可毛将宿 萬葉三 弁基 

亦土山(まつちやま)夕越え行きて 廬前(いほさき)の 隅田(すみだ)河原に ひとりかも寝む 万葉集 巻3-298 弁基 
(意味)亦土山を夕方に越えて行って、廬前の隅田の河原に独り寝ることであろうか。

弁基(春日倉老(かすがのくらのおゆ))は、飛鳥時代から奈良時代にかけての僧、貴族、歌人である。
大宝元年(701)に還俗して、春日倉首の氏姓と、老の名を与えられた。
万葉集に、弁基として1首、春日倉首老の名で7首、の計8首が入集している。

紀の川河口から60㎞の地点で、わかやまサイクリングマップの案内と、紀の川サイクリングロードのスタート、ゴール案内の石柱がある。




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