菅原神社

菅原神社は、堺市堺区にある神社である。
通称「堺天神」、地元では天神さんと呼ばれている。
祭神は、菅原道真、天穂日命(あめのほひのみこと)、野見宿禰(のみのすくね)の三神である。
菅原道真が、大宰府で彫刻した七天神の一つが堺の海船の濱に流れ着き、天台宗威徳山天神常楽寺の僧が997年に天神社を創建し、その像をご神体として祀ったのが当神社の始まりといわれている。
その後何度か火災に遭っているが、1677年に鉄砲鍛冶の榎並屋勘左衛門の寄進によって仁王門(現在の楼門)が再建され、大阪府有形文化財に指定されている。
明治初期の神仏分離により、1872年に天神社から菅原神社に名称が変わった。
境内には、1397年創建の堺薬祖神社があり、近年は癌封じの神として知られている。
6月には、ホタル観賞会が開催されている。
南海電車南海線堺駅から徒歩10分、阪堺電気軌道阪堺線大小路駅から徒歩3分。



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