大阪くらしの今昔館(大阪市立住まいのミュージアム)は、大阪市北区にある住まいの歴史と文化をテーマにした日本初の専門博物館である。
1999年11月に大阪市立住まい情報センター開設され、2001年4月に同センターの8階・9階に開館した。
江戸時代後期から戦後にかけての住居に関する資料や模型が展示されている。
9階の「なにわ町家の歳時記」では、人間国宝の上方落語家「桂米朝」の語りを聞きながら、天保初期(1830年代前半)の大阪の町をリアルに再現した街並みを歩いて、また座って体感できる。
日曜日には、ボランティアの町家衆による町家ツアーがあり、見どころや町家の秘密を聞くことが出来る。
8階の「モダン大阪パノラマ遊覧」では、女優八千草薫主演の住まい劇場が上演されている。
川口居留地や通天閣とルナパークなど明治、大正、昭和の町の表情を見物できる。
昭和時代の懐かしい電気製品も展示されている。
大阪市営地下鉄谷町線、堺筋線の天神橋筋六丁目駅下車、3号出口直結。(Y.N)