小楠公義戦の跡

小楠公義戦の跡は、大阪市中央区北浜東にある。
小楠公とは、南北朝時代の武将 楠木正行(1326-1348)である。
楠木正成の長男で、延元元年建武元年(1336)桜井駅で父正成と別れて河内に帰った楠木正行は、後村上天皇の信任を得て、楠木一族の中心となって北朝と戦い、畿内各地を転戦した。
正平2年(1347)9月には、河内藤井寺に布陣した細川顕氏の軍勢を破り、11月には、顕氏の援軍として住吉まで出張した山名時氏の軍を破って、京都まで敗走させた。
この合戦の際に、楠木正行は当地であった渡辺の戦いで大勝した。
橋から川に落ちた多数の敵兵を救い、衣服と薬を与えたと言われている。
京阪電鉄天満橋駅下車、徒歩3分。


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