高瀬神社  高瀬川跡

高瀬神社は大阪府守口市にある神社である。
当神社は、延喜5年(905年)から延長5年(927年)にかけて作成された延喜式神名帳に記載されている。
祭神は、天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)で、旧の世木・馬場村の氏神である。
天正年間(1573年〜92年)に織田・三好の兵火で社殿は焼かれたものの、その後再建され、江戸中期頃に建てられたのが現在の社殿である。
江戸時代には、神殿その他すべて備わった大社で、八幡宮とも呼ばれていた。
高瀬神社の社叢林は、クスノキ、イチョウ、クヌギなどの大木で構成され、古いものは樹齢320年を超えると推定されている。昭和55年(1980年)に守口市から保存樹林に指定された。

平安時代には、この付近に高瀬川が流れており、この高瀬川は古歌に数多く歌われ、特に「高瀬の里」「高瀬の淀」は有名な歌枕となった。
現在、神社南側のロータリーに「高瀬川跡」碑が建てられている。
また、高瀬川に僧行基が架けたと言われている橋があり、橋の遺物と思われる杭の石柱が出土したことから、相当大きな川で、かつては淀川の本流であったといわれている。
京阪電車土居駅下車、徒歩3分。



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