龍田神社

龍田神社は、奈良県斑鳩町にある神社である。
社伝によると、聖徳太子が法隆寺を建立した折、瀧田大社のお告げにより伽藍の鎮守としてその分霊を勧請して創建したといわれている。
このため、瀧田大社を本宮、龍田神社を新宮ともいう。
祭神は、天御柱命(あめのみはしらのみこと)、国御柱命(くにみはらのみこと)で、本殿左右に龍田彦神社、龍田比売神社、滝祭宮を祀る。
神仏習合以降、法隆寺の寺僧が社務を管理して、龍田神人(たつたじじん)と呼ばれていた。
境内にソテツの巨樹があり、県指定の天然記念物となっている。
1997年に斑鳩町制施行50周年で、境内で能楽金剛流の源流とされる「坂戸座猿楽」が行われ、能の普及と伝統芸能の承継を目的に「金剛流発祥之地」の石碑が建立された。
JR大和路線、近鉄生駒線の王寺駅から奈良交通バスで「竜田神社」下車すぐ。(Y.N)



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