天王神社(御幸辻)

天王神社は、和歌山県橋本市御幸辻にある神社である。
祭神は、素戔嗚命で、境内社として若宮八幡宮、八王子社、蔵王権現社、愛宕権現社がある。
紀見村郷土誌によると、創立年月日不詳で、17世紀後半に矢倉脇から勧請したという。
言い伝えによれば、元は矢倉脇(橋本市北部)の山峡に鎮座したが、元禄9年(1696年)の大水害により、この地に流れ来て谷川に夜光を発した。
当時の村人、木村某が拾い上げて現地に奉祀したという。その後、里人らが相談の上、村の中心にある愛宕の森に社殿を建立した。
地元では、「牛頭の天王さん」と呼ばれている。
平成17年の橋本市と高野口町の合併の際に、泉州地区から地車を譲り受け、それ以降秋祭りに地車の巡行が行われている。
南海高野線御幸辻駅下車、徒歩5分。(Y.N)



TOP PAGE  観光カレンダー
TOP PAGE  观光最佳时期(旅游日历)