牛滝山 大威徳寺

牛滝山大威徳寺は、大阪府岸和田市大沢町にある天台宗の寺院で紅葉の名所として知られている。
本尊は、大威徳明王、不動明王、阿弥陀如来の三尊で、牛滝寺ともいわれている。
役小角創建の伝承を持つ古刹で、葛城修験道の霊場として知られ、僧房四八を誇る大きな寺であったが、豊臣秀吉の根来攻めの際、兵火にかかり、現在は本堂、多宝塔、鐘楼などが残っている。
三間二層の多宝塔は、内部壁板に永正十年(1513年)の墨書があり、更に相輪の覆鉢には天文廿年(1551年)の刻銘が認められ、国の重要文化財に指定されている。
大威徳寺の北側は、牛滝温泉いよやかの郷があり、キャンプ場、バーベキュー広場、コテージ等もある。
11月23日にはもみじ祭りが開催され、さまざまな色の紅葉が楽しめる。
南海電鉄南海線岸和田駅から牛滝山行きバスで終点下車徒歩2分。いよやかの郷の駐車場を利用できる。(Y.N)

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