八木札の辻交流館

八木札の辻交流館 橿原市指定文化財 東の平田家(旧旅籠)は、奈良県橿原市北八木町にある。
横大路(伊勢街道)と下ツ道(中街道)が交わる八木札の辻にあった旅籠の建物を橿原市が改修して、無料で公開している。
建物は総2階建てで、ほとんどの柱が1階から2階までを1本の柱で支える「通し柱」である。
旅籠を営んでいた当初は、1階主屋部分に接客空間と主人の居室部分があり、2階を宿泊施設として利用していた。
1階の接客空間と主人の居室の間には、襖に加えて防犯のために板戸で仕切られていた。
18世紀後半から19世紀前半に建築されたと考えられており、平成22年に東の平田家(旧旅籠)として橿原市の指定文化財となった。
北側には、芭蕉句碑があり、笈の小文で八木に泊まった際に詠んだ「草臥(くたびれ)て宿かる比(ころ)や藤の花」の句が記されている。
近鉄大阪線大和八木駅下車、徒歩10分。



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