寄手塚 身方塚

寄手塚、見方塚は、大阪府千早赤阪村にある。
元弘1~3年(1331-1333)千早赤阪の戦いで亡くなった将兵を弔うために、楠木正成が建立したといわれている。
寄手塚(よせてづか)は、葛城山付近から産出する角閃石黒雲母石英閃緑岩を使用した石造五輪塔である。
総高182cmで、塔身(水輪)には「金剛界の四仏」を表す梵字(種子)彫られている。
寄手塚の塔は、鎌倉勢の霊を弔うために鎌倉時代後期に建てられたもので、大阪府の指定文化財となっている。
見方塚(みかたづか)は、黒雲母花崗岩を使用した石造五輪塔である。
総高137.3cmで、基礎の下には下向きの蓮華の花をかたどった反花(かえりばな)基壇を備えている。
楠木正成が味方(身方)の戦死者のために建立したと言われており、寄手塚より小さく作られている。
近鉄長野線富田林駅からバスで森屋西口バス停下車、徒歩15分。


TOP PAGE  観光カレンダー
TOP PAGE  观光最佳时期(旅游日历)