豊後臼杵稲葉家供養塔

豊後臼杵稲葉家供養塔は、和歌山県高野山奥の院にある。
奥の院32町石南の、法然上人(圓光大師)供養塔の参道を挟んだ反対側にある。
中央の五輪塔地輪には、次のように刻されている。
(正面)
       天正十六戌子歳
     清光院殿前三品
(梵字) 法印一鐵宗勢大居士
       十一月十九日
(左面)
     爲稲葉伊豫守貞通公
     孝子右京亮建立之
     御霊骨登嶺供奉
     同姓右近方通公
         宿坊 講坊

清光院殿前三品法印一鐵宗勢大居士は、稲葉良通(1515-1589)(通以、通朝、貞通、長通、伊豫守ほか) で、武将として斎藤氏、織田氏、豊臣氏に仕えた。
稲葉良通は、豊後臼杵藩初代藩主 稲葉貞通(1546-1603)の父で、春日局(斎藤福)の外祖父にあたり、養祖父でもある。
墓所玉垣内には、初代から十四代藩主ほかの供養塔が建立されている。(史跡金剛峯寺境内大名墓総合調査報告書)
南海高野線高野山駅からバスで、奥の院前下車、徒歩20分。



TOP PAGE  観光カレンダー
TOP PAGE  观光最佳时期(旅游日历)