御霊神社

御霊神社は、京都府福知山市中ノ町にある。
祭神は、宇賀御霊大神(うがのみたまのおおかみ)で、配神として日向守光秀公(明智光秀)を祀っている。
「丹波志」に御霊神として「祭神明智光秀霊 参詣八月十八日 社地凡十四五間横八間」と記されている。
由緒として、明智光秀の時に地子免除の特典を与えられた恩恵を謝し、光秀の霊を祀り火災水難のないことを祈ったという。
神社蔵の「明智日向守光秀祠堂記」によると、その年は宝永2年(1705)で、それ以前城下は度々の災害に見舞われ、その原因を光秀の祟りとする気持ちが福知山城下の町民に浸透していたという。
初めに祠が祀られたのは、光秀の位牌のあった常照寺境内で、その後、上紺屋町(かみこまやまち)にあった稲荷神社の境内に祠が移された。
大正6年に広小路を西方へ拡張するため、大正7年(1918)に現在地に遷座された。
神社には、光秀の軍法である家中軍法や、光秀自筆書状があり、福知山市の文化財になっている。
由良川の治水事業にちなみ、昭和59年(1984)に「堤防神社」が建立された。
境内には、叶石(かなえいし)、俗称「子持ち石」と呼ばれる霊石(礫岩)がある。
JR山陰本線及び福知山線福知山駅下車、徒歩15分。参拝者用の無料駐車場がある。



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