真宗本廟(東本願寺)は、京都市下京区にある。
「お東さん」の呼び名で親しまれている東本願寺は、正式名称を「真宗本廟」といい、全国に約8800ヶ寺を有する真宗大谷派の本山である。
親鸞聖人(1173-1262)を宗祖とし、慶長7年(1602)に本願寺が東西に分かれた際、現在地に誕生した。
境内で一番大きな御影堂は、親鸞聖人の御真影(ごしんえい)(御木像)が安置されている、世界最大級の木造建築である。
左側にある、御本尊を安置している阿弥陀堂と共に明治28年(1895)に再建された。
寺宝として、開祖親鸞真筆の聖典「教行信証」(国宝)などを有している。
現在も、報恩講(11月21日-28日)をはじめとする諸行事に、多くの門信徒が訪れている。
JR京都駅から徒歩10分。→ 大谷祖廟