市立枚方宿鍵屋資料館

市立枚方宿鍵屋資料館は、大阪府枚方市堤町にある。

枚方宿の「宿(しゅく)」は、宿駅を意味しており、貨客運搬に必要な人馬を継ぎ立てる施設が整備された場所である。
東海道の延長部として整備された「京街道」には、4つの宿が設置され、枚方宿はそのうちのひとつとして賑わっていた。
また、水上の巨大交通路である淀川の中継港としても利用された。→ 枚方船着場

鍵屋(かぎや)は、江戸時代には大坂と伏見を結ぶ三十石船に乗降する人のための船宿として賑わい、
「淀川三十石船唄」に「鍵屋浦には碇が要らぬ 三味や太鼓で船止める」と歌われるほど、淀川筋ではよく知られた名所であった。
大正、昭和期には料亭鍵屋として名を馳せ、平成9年まで営業を続けていた。
主屋は、文化8年(1811)の建築で枚方宿を代表する町家である。表玄関は京街道に、裏口は淀川に面しており、船への乗り降りに適した構造となっていた。
枚方宿の面影を留める建物として、主屋は平成9年(1997)に枚方市有形文化財となっている。
鍵屋別棟は昭和3年(1928)に建てられた近代和風建築で、国登録有形文化財となっている。
また、鍵屋敷地は枚方宿と淀川との密接な関わりを示すことから、平成10年(1998)に市の史跡に指定された。
その後、主屋は解体復元され、別棟とともに「市立枚方宿資料館」として、平成13年(2001)に開館した。
資料館では、「枚方宿」に関わる古文書や出土遺物、くらわんか舟などの模型、民俗資料などが展示されている。

京阪電車枚方公園駅下車、徒歩5分。




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