宝泉寺 天誅義士記念碑

宝泉寺、天誅義士記念碑は、奈良県東吉野村鷲家にある。
文久3年(1863)8月、孝明天皇の神武山陵参詣を機に、中山忠光卿を主将とした「天誅組」が五条で旗揚げした。
しかしながら、「八月十八日の政変」により、幕府軍の追討を受けて吉野山間部を転戦した。
文久3年9月24日から27日にかけて、東吉野村鷲家で三総裁以下15志士が彦根藩、藤堂藩、紀州藩の幕府方と戦い戦死した。
宝泉寺は、曹洞宗の寺院で、鷲家口で戦死した志士や彦根藩士の菩提寺として、毎年11月5日には天誅組の慰霊祭が行われている。
天誅義士記念碑は、宝泉寺の前に建てられており、土方久元伯爵の書によるものである。
記念碑の横には、天誅組総裁 松本奎堂生誕の地である愛知県刈谷市から取り木された桜が植樹されている。


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