芋谷の棚田は、和歌山県橋本市柱本にある棚田、段々畑である。
橋本川支流の芋谷川沿いの谷あいに棚田が続いている。
平成25年(2013年)時点で田5.4ha(138枚)、畑0.8ha(9枚)あり、約450年前の室町時代に開拓されたと伝わっている。
棚田の石垣や水路は、芋谷川の石が使われている。
柱本田園自然環境保全会など地元農家を中心に保全活動や体験学習に取り組んでおり、ひまわりも植えられている。
平成26年(2014年)に、わかやまの美しい棚田・段々畑として認定され、平成28年(2016年)に、わかやまの棚田、段々畑サミットが開催された。
令和4年(2022)には、農林水産省のつなぐ棚田遺産に認定されている。
東側には、紀見温泉跡がある。
南海電鉄高野線林間田園都市駅から、南海りんかんバスで紀見ヶ丘下車、徒歩20分。
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