陣ケ峰

陣ケ峰は、和歌山県と奈良県の県境にある標高1106mの山である。
天狗木峠から野迫川村役場方面に約50m行くと登山口があり、約20分で山頂に着く。
山上には、金刀比羅宮が祀られており、「陣ケ嶺」の一等三角点がある。
紀伊国名所図会には、次のように記されている。
陣ケ峰
寛正4年(1463)畠山義就(よしなり)河内国嶽山城落城せしより、高野山に入り衆徒を談(かた)らひ、
不動坂八里道両所より、二手にわかれて待ちかけしに、敵は摩尼越より押しよせ、奥の院に陣取り、
鬨の聲を上げしかば、義就防ぐに力及ばず引退(ひきしりぞ)きしこと、「長録寛正記」に見えたり。夫れより陣が峰と號(なづ)く。
南海高野線高野山駅からバスで奥の院前(中の橋)下車、徒歩約2時間。




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