苅萱山 寂照院 西光寺

苅萱山 寂照院 西光寺は、長野市北石堂町にある浄土宗の寺院である。
善光寺の門前町・長野市の中心街にあり、開祖 苅萱上人とその子 信照坊道念上人(幼名石童丸)の二人が刻んだ二体の「苅萱親子地蔵尊」を本尊としている。
また、絵解きを現在に蘇らせた「絵解きの寺」としても知られ、江戸時代の「苅萱道心石童丸御親子御絵伝」二幅が寺宝として伝わっている。
苅萱道心とは、筑前の国守で苅萱の荘に暮らしていた加藤左衛門重氏が出家して名乗った法師名である。法然のもとで得度し、寂照坊等阿と号した。
高野山で修業し、そこで石童丸に出会い、我が子であると知るが、仏に捧げた身のため名乗ることが出来ないなか、石童丸は、寂照坊の弟子となり、信生坊道念と号して、修行することとなった。
苅萱道心は後に善光寺如来に導かれて、信濃に至りこの地で草庵を開いて、地蔵像を刻んだのち大往生を遂げたという。
石童丸は、父苅萱の往生を知り、信濃に移り住んで地蔵菩薩像を刻むとともに、苅萱塚を築いている。
境内には、苅萱道心・石童丸親子の銅像が建立されている。
JR長野駅から徒歩7分。→ 苅萱道心、石童丸、石堂丸ゆかりの地



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