紀州徳川家供養塔(十代治宝、十四代茂承、十五代頼倫)

紀州徳川家供養塔(十代治宝、十四代茂承、十五代頼倫)は、和歌山県高野山奥の院にある。
奥の院参道の24町石前の薩摩島津家供養塔の東奥にある。
各墓石には向かって右側から、舜恭院殿、慈承院殿、樹徳院殿と刻まれている。
紀州徳川家第15代当主の徳川頼倫(よりみち)(1872-1925)は、田安徳川家第8代徳川慶頼の六男として生まれ、
明治13年(1880)紀州徳川家第14代当主の徳川茂承の養子となった。
明治29年(1896)イギリスのケンブリッジ大学留学中には、南方熊楠の案内で大英博物館を見学し、帰国後東京の邸内に南葵文庫を設立した。→ 紀州徳川家供養塔


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