谷性寺

清瀧山谷性寺(せいりょうざんこくしょうじ)は、京都府亀岡市宮前町にある。
平安時代創建になる真言宗大覚寺派の古刹で、不動明王を本尊としている。
天正年間 明智光秀は、本尊不動明王を深く崇敬し、本能寺の変を決意すると、この不動明王に「一殺多生の降魔の剣を授け給え」と誓願したという。
天正10年(1582)山崎の合戦で明智光秀が破れたのち、当山に従者の記しのある小型石碑が建立された。
その後、安政2年(1855)明智光秀を慕う志士が、「光秀公首塚」を残した。
昭和56年(1981)の明智光秀400回忌に光秀公木像を安置して開眼供養が営まれた。
境内には、輪法紋、桔梗紋の刻まれた明智山門、七重石塔がある。
毎年初夏に明智家の家紋であるキキョウが咲くことから、「桔梗寺」と呼ばれる。
JR山陰本線亀岡駅からバスで猪倉下車、徒歩5分。



 ききょうの里

1972年に日本最初の明智光秀顕彰会が結成され、6月13日の命日を中心に遠忌法要が営まれている。
平成15年(2003)から、谷性寺周辺の農地で桔梗が植えられ、毎年6月下旬から8月まで「ききょうの里」として公開されている。




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