京都霊山護国神社

京都霊山護国神社は、京都市東山区にある神社である。
霊山は、音羽山の北に続く東山三十六峰のひとつで、正しくは霊鷲山(りょうじゅせん)といい、インド摩訶陀国の霊鷲山に似ているところから名付けられたと言われている。
江戸時代末期に、各藩がこの霊山に、それぞれ殉難者を祀ったのが当神社の始まりとされている。
明治元年(1868年)5月に、太政官布告をもって我が国最初の官祭招魂社(かんさいしょうこんしゃ)とすべきことが定められた。
当時は各藩ごとの招魂社があるのみで、合祀した本殿、拝殿が整備されたのは昭和14年(1939年)で、この時護国神社と改称された。
第二次世界大戦後に、京都府出身の戦死者73,011人も合祀されている。
霊山神域内には、坂本龍馬、中岡慎太郎、木戸孝允(桂小五郎)をはじめ、蛤御門の変、天誅組の義挙に加わった幕末志士の墓三百余基があり、1,356人が合祀されている。
また、極東国際軍事裁判で無罪判決としたことで知られるインドのラダ・ピノード・パール判事の顕彰碑も建てられている。
京都市内主要ターミナルから市バスで「清水道」下車、徒歩15分。



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