坂本龍馬の墓は、京都市東山区の明治維新史跡「旧霊山官修墳墓」にある。
坂本龍馬(1836年-1867年)は土佐藩出身の志士で、徳川慶喜の大政奉還に大きな役割を果たした明治維新の立役者として知られている。
慶応3年(1867年)11月に、坂本龍馬は四条通北側の醤油商近江屋新助方に転居した。
11月15日午後6時ごろ、中岡慎太郎が訪問し、この2,3時間後に会談中の彼らが襲撃され、坂本龍馬はその場で死亡した。
また、中岡慎太郎も全身に刀傷を負い、2日後の17日の夕方に息を引き取り、11月18日に近江屋で葬儀が行われ、霊山に埋葬された。
墓所には、右に中岡慎太郎、左に坂本龍馬、左奥に下僕の藤吉が埋葬されている。
京都市内主要ターミナルから市バスで「清水道」下車、徒歩15分。
命日の11月15日には、京都霊山護国神社の墓域で、「龍馬祭 坂本龍馬命日祭」が行われている。
また、命日近くの週末には、「龍馬よさこい」が開催される。