旧和歌山県議会議事堂は、和歌山県岩出市根来にある。
和歌山県会（現県議会）の議事堂建築で、木造二階建、瓦葺屋根、間口３１ｍ、奥行４７ｍ、建築面積１２３９㎡の大規模な建造物である。
当初この建物は、和歌山城の東側 和歌山市一番丁に明治３１年（１８９８）に建設された。
その後、昭和１３年（１９３８）に議場を備えた現在の県庁舎が完成すると、同１６年に市内美園町、同３７年に根来寺に移築され一乗閣と呼ばれて使用された。
平成２４年度から保存整備の事業が進められ、平成２８年３月に現在地に復元された。
この建物は、木造和風意匠の県会議事堂として現存最古のもので、平成２９年に国の重要文化財に指定された。
南海本線樽井駅、JR阪和線和泉砂川駅からバスで「ねごろ歴史の丘」下車。道の駅「ねごろ歴史の丘」駐車場がある。
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