来迎寺

来迎寺(築島寺)は、神戸市兵庫区島上町にある浄土宗西山禅林寺派の寺院である。
通称は築島寺で、経島山来迎寺不断院と号する。
寺伝によると、平清盛が兵庫の地に良港を築くため海岸線を埋め立てる工事に着手した。
しかし、潮流が速く難工事となり、暴風雨で完成目前に押し流されることが2度に及んだ。
時の陰陽師は、「これは竜神の怒りである。三十人の人柱と一切経を書写した石を沈めると成功する」と言上した。
そこで清盛は生田の森に隠れ関所を構えて、通行の旅人を捕らえたが、周囲からは悲嘆の声があがったという。
このとき、清盛の侍童で香川の城主田井民部の嫡男松王(当時17歳)が「人柱は罪が深いので、私一人を身代わりに沈めて下さい」と申し出た。
応保元年(1161)7月13日、僧の読経とともに、松王と経文を書いた石が沈められた。
二条天皇は大いに感動し、松王の菩提を弔うために当寺を建立したという。
建武3年(1336)5月25日の兵庫湊川の戦いでは、脇屋義助の陣所となって焼失し、承応6年(1652)観空により浄土宗として再興された。
境内には、犠牲となった松王の供養塔と、平清盛が愛した白拍子姉妹 妓王妓女の五輪塔がある。
神戸市営地下鉄海岸線中央市場前駅下車、徒歩5分。


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