清水三井(しみずさんせい)

清水三井(しみずさんせい)は、和歌山県橋本市清水にある。
昔から弘法大師空海の加持水とする井が、三か所あって、それぞれ石井、薦(こも)池井、清水井と呼んできた。
石井は社皇神社の南にあって、応永年間(1394-1427)に、石井入道(佐々木右近太夫重綱)の邸宅内にあったという。
薦池は社皇神社の東にあったが、現在は潰れている。
清水井は、紀伊清水駅の北、河川敷に隣接した場所にあり、現在もなお水が湧き出ている。
紀伊続風土記には、「(清水の)村名も此清水あるに因りて名つくるなり」と書かれており、
清水の地名は、この清水井に由来するといわれている。
南海高野線紀伊清水駅下車、徒歩5分。


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