初代 松旭斎天勝供養塔

初代 松旭斎天勝供養塔は、和歌山県高野山奥の院30町石南西にある。
江戸焼死者追悼碑羽州新荘城主戸澤家供養塔の間に位置している。
松旭斎 天勝(しょうきょくさい てんかつ)(1886-1944)は、興行界で活動した奇術師である。
質屋の家に「中井カツ」として生まれたが、家業がうまくいかず、天ぷら屋に奉公に出た。
店主が奇術師松旭斎天一だったことから、弟子となり、「天一一座」で天勝と名乗って活躍した。
その後、明治44年(1911)に独立して、「天勝一座」の座長となった。
当地の供養塔裏面には次のように刻されている。
昭和十二年三月建立
  本名 中井 勝子



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